今日は看取りについての授業でした。
内容が内容だけに、深く考えさせられる授業です。
八王子のグループホームで働く先生の実際の経験談も聞かせて頂きました。
現場に勝るものなし!どんどん現場のノウハウを伝えています。
先生が働いている施設で、一人の利用者さんの意識がなくなったことがありました。
いつ、どうなってもおかしくない状態です。
息子さんが駆けつけましたが、翌日からは一週間出張。
なんとか一週間、もってほしい。
誰もがそう思いました。
一週間後の土曜日までの出張を早めに切り上げた息子さんは、金曜日の夜に利用者さんの元へ。
「帰ったよ」
という息子さんの言葉を聞いて、安心したように息を引き取られました。
息子さんが帰ってくるまで、呼吸が乱れたり、危なかったりしたことが一度も無かったそうです。
「きっと、利用者さんは息子さんにもう一度会うため、そして息子さんの声をもう一度聞くために、待っててくれたんだと思います」
先生のお話を聞いて、私も涙が出そうになりました。
私たち介護職員は、利用者さんの死と向き合うことは避けられません。
いつ、何が起こるか分かりません。
今日元気に活動されていた利用者さんが夜になって急に…ということも何度かありました。
だからこそ、1日1日を最高の日にしなくてはいけません。
「生きていて良かった」
「今日はすごく楽しかった」
と利用者さんに思って頂けるよう、サポートをする。最期の日々を一緒に過ごさせていただけることに感謝をしながら、誠心誠意、心を込めて。
本当に、心に残る授業でした。
こちらのコースは、来週の20日をもって修了です(^_^)
あともう少し‼頑張りましょう‼