むさし介護アカデミー

介護職員初任者研修(日曜日コース)4日目、今回は認知症の授業です‼

 

 

認知症はかつて痴呆症と呼ばれていました。
痴呆を辞典で調べると、「ばか」「ぼけ」「おろか」と出てきます。
以前の日本では、認知症の方をこのように「何も分からなくなった人」と考えられていたのです。

驚くことに、それは昔の話ではなく、最近までそうでした。

認知症と名称が変わったのは、2004年のこと。

本当につい最近です。
認知症になったからといって、何も分からなくなったり、何も出来なくなったりするわけではありません。

私たちのサポートによって、その人がその人らしく、人としての尊厳を持って生活ができるんです‼

 

認知症ケアについて。
認知症の種類について。
認知症のBPSD(行動、心理症状)についてなど
たくさんのことを学びました。

 

授業の一環で、長谷川式についても触れました。
「改定長谷川式簡易知能評価スケール」

略して、長谷川式‼
現在、認知症の方の状態を把握するために、一番よく用いられる方法です(^_^)

 

時間や場所の見当識・記憶・計算・言葉の流暢性など、9項目の質問を用います。

例えば
「今日は何月何日ですか?」
「思い付く限り野菜の名前を言って下さい」
などの質問をします。

 

 

また、長谷川式の一つに、
「今から5つの物を出します。5秒で覚えてください。」

「・・・さて、覚えているものを全て言って下さい」
というものがあります。

↓先生が準備してくれた5つのもの。可愛すぎます‼(笑)

 

みなさん、真剣に答えていました。
簡単な質問でも緊張してしまい、中には素早く答えられない方も(!)。

今日は、受講生さんから嬉しいお声がけをいただきました。
「他の学校だと、授業受けて終わりで、生徒さんや先生ともあんまり喋らないイメージだけど、
この学校では本当にみんなの距離が近い。生徒同士がそれぞれの悩みを相談しあって、励まし合って、みんな仲が良いし、先生ともこんなにたくさん話すことができる。そこがこの学校の良いところですね‼みんなでランチしたいですね」

 

本当に嬉しかったです!

まさに、それがむさし介護アカデミーの良さであり、私たちスタッフの願いでもあります‼
これからもずっと、10年後も20年後も30年後も、良い関係を築いていきましょう‼

 

国分寺、小金井、小平、東村山、府中、国立、立川、東久留米、武蔵野市、西東京の地域と福祉のHUBを目指して!