そのほか

初任者研修や実務者研修で、

最近、ちらほら「フレイル」という言葉を耳にします。

医学が予防に目を向けたように

介護の世界も予防に目を向けて久しい令和4年。フレイルもそんな予防に関するとっても大切な概念のようです。

 

「フレイル」とは、日本老年医学会が提唱したFrailtyの日本語訳です。健康な状態と要介護状態の真ん中あたり、少しずづなんか動きづらくなったなとか、忘れっぽくなったななどと感じるあたりでしょうか。

下降スパイラルが始まる前に、自分で気を付けて機能を維持するための対策をたてる時期、それを感じるのが フレイル✨

そこで、さらに考察をすすめてみると。

私たちの身体が健康であるためには、運動機能を維持する健康な身体が必要です。

そこで、食べ物を摂取できる状態も維持しないといけないことに気が付きます。

 

 

そうです。

オーラルフレイルなる概念もすでに存在していました!

特に、オーラルフレイルは、全身のフレイルやサルコペニアを進行させるといわれており、肥満や糖尿病といった生活習慣病持つ人が高リスクであるといわれています。

初任者研修の食事の授業で、ぱだから運動を紹介していますが、こういった舌の機能維持もとても大切です。

食べ物を咀嚼するためには、舌や口唇の連動した動きが必要です。これらの動きは、後天的に学習するといわれているため、老年期にあっても噛むトレーニングが必要とされています。

私たち介護職は、ご利用者様の衣食住すべてにかかわっています。QOLを意識した介護サービスを提供するときに、医学、理学様々な情報に触れます。

それらの情報を自分で消化して、介護サービスに反映できるように、むさし介護アカデミーは、資格取得後の学習もずー--と応援しています。

「こんな勉強がしたい!」と思い付いたら、ぜひお声がけくださいね。

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