本日は、初任者研修36コース8回目
移動移乗の2回目です。
雨模様が心配でしたが、何とかお天気が回復し、街へ出ることができました。
午前中は、知識を理解するための講義があり、体の使い方、用具の整備の仕方などを学びます。
6回目から続く実技に頭がパンクするぅ〜という声もチラホラ聞こえますが、毎回、頭も体もフル回転の授業が続きます。
ちょうど折り返し地点の回ですが、課題や座学の疲れが出てくる時期です。
しかし、ここで学びを止めてはいけません!
卒業のその日まで、気を引き締めて走り抜けましょう。
初任者研修は、実務経験が無かったり、経験の浅い生徒さん向けの研修です。
その分、一つ一つの項目を丁寧に学んでいきます。もちろん、なんでこうなるのか、のエビデンスも忘れません。思考方法も論理的になるよう、アカデミーの講師は、問い掛け方にも工夫を凝らしています。
考える習慣があれば、今後提供する介護サービスについて自分の中でPDCAサイクルを持つことができます。その思考サイクルは、自分をずっとずっと生涯にわたって成長させ続けることができます。
アカデミーでは、生徒さん一人一人が、一生涯成長し続けられるようにサポートしたいんです♪
今回のブログでは、車椅子での実技をメインに取り上げますが、その理由は、
利用者様の目線の違いが一番わかる講習回だからです。
意識せずとも、なぜ?をいっぱい得られる回が、移動移乗です。
例えば・・・
車椅子の目線、乗り心地、どんな動きに恐怖を感じるか?
何をしてもらったら安心していられるのか?
これらを気付かざるを得ないのが、車椅子での実習です。
利用者様役のときは、目線の違いから始まり、車椅子で移動すると何をどう感じるかを気付くことができます。
介助者役の時は、車椅子の動きから、どう解除すればいいのかを考えることができます。
実際に触ってみると、ちょっとした段差でも、介助が難しいことに気がつきます。
また、介助しやすいと思う行動が、利用者様にとっては怖い動きになることもあります。
このように、授業の時間、全てで気づき学ぶ車椅子実習です。
追伸:
写真に写り込んでいる講師のセバスチャンこと原は、利用者さん目線を動画で共有できないか考えています。