1年の集大成!と言っても過言ではない、第六回介護甲子園が12月18日、
大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)で盛大に行われました。
過去5年は日比谷公会堂で行い、初の大阪進出。
不安の方が大きかったですが、約1700人の観客を迎え、無事開催できました。
介護甲子園は、働く介護スタッフが自ら介護の魅力発信ができる場です。
大会なので最優秀賞は決めますが、そこが本質ではなく、こういう大会を通じて、
介護に触れ合う機会を増やし、介護の素晴らしさを伝えていくことが、ミッションです。
初の大阪といういうことで関西圏の方々も多数来ていただき、
「百聞は一見にしかず、すごく良かった!」
「介護の仕事の良さを改めて感じることが出来た。」
「若手のモチベーションアップが分かる!」
などのお言葉をいただき、大阪に持ってきてよかったと心から感じました。
最優秀賞は、北大阪れんげケアセンターさん。
外国人雇用における取り組みのプレゼンテーションでした。
他にもいろんな取り組みがありました。
施設葬のさわやか立花館さん
自主サービス(農業)導入のどき2号館さん
見えない介護のみのり荘さん
自立支援介護のポラリス八尾老原さん
どれも素晴らしい発表で、多くの学びと気づきをいただきました。
介護はネギャティブなメディア報道が多いですが、現実それがすべてではなく、
もっと介護の仕事の価値やビジネスとしての魅力もあります。
1年に一回介護の自慢大会があったっていいじゃないか!
自分たちの取り組みをアピールしたっていいじゃないか!
もっともっと自分たちの介護がアピール出来れば、変わってくることがあります。
どこの施設に大事な家族であるおじいちゃんおばあちゃんを入れるかを、
飲食店やホテルのように利用者にとって分かりやすくすることこそがこの業界には必要です。
サービスの質、施設の考え方、働くスタッフ、施設の環境、すべてに違いがあり、
その差がまっとうな競争を生み、切磋琢磨して更に良いサービスを作り出すことになります。
もっともっと介護業界は視野を広げ、多くの施設の素晴らしい部分を取り入れ、
イミテーション(=まねる)し、インプルーブメント(=改良する)し、
イノベーション(=改革する)を、自分たち流にしていかなくてはいけません。
※普段からお世話になっている都築先生から教えてもらった素晴らしい3つのiです
その絶好に機会が、この介護甲子園になります。
本番の壇上のプレゼンもそうですし、ベスト30のエントリーシートも、素晴らしいの一言。
介護甲子園はきっかけに過ぎないと思っていますが、
そのきっかけもなかったところから始め、気がつけば6回も開催してきました。
継続は力なりという言葉がありますが、僕はこう考えます。
継続は信頼なり
愚直に開催し続けることこそが、大事であり、業界を少しずつ変えていくことができると信じています。
今回は初めての大阪。
まったく介護甲子園を知らない人達がいる中で、約1700人の方々が来てくれました。
全国にはもっと知らない人がいますし、情報を必要としている人がいるはずです。
歩みを止めず、一歩一歩前に進んで行くしかないです。
終りが来るとすぐ始まりが来る。
世の常ですが、第七回介護甲子園ももうスタートしています。
次回は、2018年2月に、ナーシングケアEXPOとの共催です。
前職が展示会主催会社だった私は、
展示会と介護を両方知る数少ない貴種として私が存在しているのも何かの縁なので、
より業界発展のために頑張るだけです。
また第七回介護甲子園もご期待下さい!
▼会場の様子
※日本介護協会認定マークのシルバーチャージもブースにあるも、人で見えない(笑)
▼働く近藤の勇姿?事務局はバタバタです
▼オープニングで大島関西支部長より挨拶(近藤はどこにいるかまったく見えず)
▼5事業所のプレゼン
▼最優秀賞受賞の瞬間