今日は生活リハビリ式入浴のセミナーに来ています。
介護施設のお風呂の考え方を正しく変えていこうとずっと取り組んでいる、
リハビリデザイン研究所の山田穣さんのセミナーです。
個浴=個別入浴介助=生活リハビリ入浴の実践的な内容です。
入浴介助の考え方を学び、さらに介護施設のお風呂の衛生面強化に繋げられればと学びです。
昔の介護施設の一般浴(大きいお風呂)の古き良き?悪き?のあるあるも面白かったですが、
やっぱり昔のお風呂は個人の尊厳が少ないケースが多いですね。
高齢者のプライバシーは格段に上がって来てることを実感します。
きちんとやれば9割以上の方でも機械を頼らない入浴方法があることを知りました。
ちょっと参考までに記入しておきます。
入浴介助は、浮力で上げると腰を痛めることがない。
その浮力を使うためには深さ(600mm 程度)が必要で、できるだけ深く肩まであった方が良いとのこと。
利用者の方が『ん』の字の姿勢で入れるお風呂が、利用者と介助者共に良いそうです。
出るときも、膝よりも頭を前にして前方に倒れてもらうとお尻が浮いてくるという
生理的動作に合わせて介助するのが無理のないやり方とのことです。
※手すりは縦よりも、へその高さに前手すりをつけると自然と立つことができる。
これはトイレ、移乗動作などでも同じことが言えます。
実際に介護経験ある皆さんが「おー」とびっくりしたくらいのノウハウでした。
是非ご参考に!