本日は、月木土週3回コースの5回目、「介護の基本的な考え方、介護に関する身体の仕組みの基礎的理解」です。
この回は、とてもとても大切なので、この回を出席しないと次には進めないのです。
なので、先生も具体例を交えながらとても丁寧に教えます。
例えば、音の聞こえ方。
年代ごとにどんなふうに変化していくのか、ちょっとした工夫を凝らして実感していただいてます。
お写真は、そんな音の体験の一コマです。
聴覚、触覚、味覚、私たちは、いろいろな感覚器から入る情報を元に日々安全に暮らしています。
言い換えると、これらの感覚器からの情報なしに危険を回避することができません。
年を重ねていくと、この感覚器がどのように変化していくのか、
身体のどんな部分が、どう変化していくのか、
テキストを参考にしながら、たくさん理解して、たくさんインプットする一日です。
大切なことは、板書でも確認します。
このクラスでは、母語が日本語でない生徒さんもいらっしゃるので、皆の理解度を把握しながら授業が進められています。
母語が日本語の私でも難しいと感じる回なのですが、みなさん事前の予習、復習をよくされていて、本当にすごいです。
外国語と日本語の介護用語などは、どう説明したら理解できるかを生徒さんから学ぶことも多いです。
日本人が当たり前に持っている文化に基づいた言葉の理解を、別の視点から指摘してもらえる経験は、講師陣にとっても勉強になります。
こうやって、お互いに高めあえるのも素敵なことだなと思います。