本日は、初任者研修37コースの13回目
「お看取り」を扱う回です。
文字だけ見ると、ちょっと重いなと思う授業ですよね。
確かに、お看取り難しいです。
なぜなら、正解がないからです。
どんな家族も、自分の身内の死に対して
「ああすればよかった」
「もっとこうしたらよかった」
などなど、たくさんの思いが交錯します。
そんな時、そのお看取りを一番近くでサポートする職業が”介護職”です。
もちろん、医師、看護師、ケアマネ、介護職のチームプレーで支えているので
皆で関わっているのですがもっとも多くの時間を過ごしているのは、介護職といっても過言ではないと思います。
お看取りは、
どんな施設で働いていてもご老齢のご利用者様に対する仕事である以上避けて通れません。
授業では、実際に体験するわけではありません。
講師が、経験を元に皆さんに伝えたいことを
教科書プラスαの何かを
受け取って欲しいと思ってお話しする数時間です。
理解するのは難しいかもしれませんが、想像力を全開にして自分ならどうするか?
自分が利用者の家族だったらどう反応するのか?
その思考の延長線上に、一人一人の介護職としてのお看取りサポートがあるのだと思います。
そして、授業では「トラブル」事例も扱います。
命を預かる仕事である以上、ミスが起きないように仕組みを作り日々最新の注意を持ってお仕事をしますよね。
けれど、利用者様のご家族とのコミュニケーションも忘れてはいけない要素です。
普段からの信頼関係が、最後の時をどう迎えられるかにつながります。
初任者研修全16回
全ての回が、繋がっています。
卒業を前に、今一度これまでの授業を振り返ってみてくださいね。